2026年09月15日(火)20:26

航宙管制官

 AT-X、グノーシア、第12話。

 惑星ルゥアンを眺めつつ、幼少期の頃を思い出しているジナ。あまり裕福には見えない下町で暮らしていたようで、お母さん(ジユ)と2人で生き抜いていたようです。人が多いので、ちょっとした事ではぐれてしまい、ジナが泣き出すと……お母さんもまたジナを探していたようで抱きしめてます。
 お母さんの手荷物にはみたらし団子があり……なるほど、思い出の味になってるから食堂で作ってたんだな。あと、何か書類のようなものもありますが、これで航宙管制官の道に進む事になるのかな?

 そんな過去を思い出していると、コメットが声をかけてきます。セツがちょっと手が離せないから医療ポッドを見てきてくれないかと。そろそろユーリが目が覚める頃だと言います。
 ジナは、私よりコメットの方がいいんじゃないかと言うのですが……セツ曰く、船の事を説明する必要があるから、航宙管制官のジナの方がいいとセツが言ってたそうで。

 ……下町には巨大な柱があって、その上には別の層があるので、かなりエグい身分差別があった社会だったのかもな。

ユーリは14周目なので色々知っている

 モニターで速成学習が完了している事を確認するジナ。ポッドが開き、身を起こすユーリは、「そうか、また戻ったのか」と呟いてます。
 ジナは、ここは星間航行船D.Q.O.の中だと説明。今起こっている事を説明しようとするジナなのですが……ユーリは服を着ながら、グノーシア汚染者がいるんだよねと言います。ジナは「え」。さらにユーリは、そのための会議が開かれるとも言い、ジナは「……うん」。
 早く行こうと言い、部屋を出ようとするユーリ。そして止まったままのジナに振り返り……

 エレベーターの中でジナは、会議の事も速成学習で知ったのかと尋ねます。ユーリは「え? あぁ、うん」。どんな会議になると思うかをジナは尋ね……ユーリは、会議の目的はグノーシア汚染者を特定するためのものだと言います。グノーシア汚染者は平気で嘘をつくというから、会議で嘘をついているのは誰なのかを調べていく事になる……と思うと。
 ジナは、私は会議とかそういうのが苦手だと言います。人と活発に意見を交換とか……どうしたらいいと思うかと。先に謝るユーリは、信じていないわけじゃないけど、僕とジナ、どちらかがグノーシアである可能性も今はあると……お互いにその話はしない方がいいと言います。

 ……もっと言うと、最初にコールドスリープされるのはラキオだと予言するとか(ひどいw)。

直感で決めるしか

 メインコンソールには10人いて、LeViによるとグノーシアは2人。
 記憶喪失の方はどうなったのかと尋ねるラキオ。速成学習のおかげでだいぶいいみたいだとユーリは答えてます。

 では会議を始めましょう。ジョナスは、エンジニアが1人いるようだと……名乗り出る頃合いだと言います。誰も黙ったままであり、シピは「発言者なし、か」。セツも、初日に名乗り出るメリットは少ないと。オトメは、エンジニアが分からないと進めようがないと言います。
 ラキオは、とりあえず怪しそうな人物に当たってみるべきだろうと言い……例えば、記憶喪失を演じているかもしれない者とか。シピは、会議をリードしている奴も怪しいと言えば怪しいとツッコミ。
 ラキオは、これで分かったと……ユーリとシピは協力関係にあると指摘。シピは、俺は思った事を言っただけだと反論。とは言っても証明のしようがないとも言います。
 ステラはジョナスに助けを求めるように「どう致しましょうか……」。夕里子は、時間を失うだけだと言います。セツも、このままだと特に根拠の無いまま誰かを選ぶ事になると。ユーリは、それはある程度仕方のない事かもしれないと……それに、言葉じゃなく仕草や声のトーンを見分けた方が嘘を見抜くには有効な事もあると言います。
 コメットとしては、そっちの方が得意だそうです。
 ユーリはジナにもどう思うかを尋ねます。ジナは、ユーリの言っている事はそうだと思うと……時には直感で決める事も重要だと言います。オトメもジナに賛成。

 ってことで、投票の結果……夕里子がコールドスリープされる事に。

 結果ですが……ライトはのまま変わらず。これがあと1人なのか2人なのかまでは分かりません。
 ユーリはジナにそっと、話しすぎて目立つと当然怪しまれるけど、黙っていすぎるのも良くないとアドバイス。ジナは「え」。

 ……最初に凍るのがラキオじゃないだとぅー!?(こらw

何でも分かっているその理由

 シャワーを浴びるジナ。どうしたらいいのだろうと……考えても考えてもいい方法が思いつかないと悩んでます。とてもこの状況に耐えられると思えず、「いっその事……」。
 するとオトメがドアの外から呼びかけてきて、お話したいと。ジナはバスタオルを巻いてドアを開け……そこにはユーリもいたw ユーリは「え」と驚いて背を向け、ジナもドアを閉じるw 状況が分かったオトメは「ごめんなさいなのー!」w

 場所を通路に移し……

 オトメは、私はあとで構わないと言い、「お先にどうぞ」と言って去ります。
 ユーリがジナに礼を言うと、ジナもユーリに礼を言い……会議の時にあえて私に話を振ってくれたと。ユーリは、エレベーターで突き放すような言い方をしてしまったからだと詫びてます。ジナは、ユーリは悪くないと……言っている事は正しいと。ユーリが礼を言うと、ジナは「ありがとう、ばかり」。ユーリは「本当だ」。
 ジナは、これでもお互いに信じるわけにはいかないのかと。ユーリはそれでも、どちらかがグノーシアの可能性はあると言います。そうは思えないとジナは言い、来るように言い……ユーリは、宇宙空間に出るのかと尋ねてます。ジナは「え」。口ごもるユーリにジナは、「どうしてそれを?」と尋ね……ユーリは仕方なく銀の鍵を出して見せます。この生命体の力によって、同じ時を何度もループしていると説明。

 ……ユーリが最初に礼を言ったのは、を見れた礼だろうかw

もう耐えられない

 ループについて説明するユーリ。その中にはジナがコールドスリープする世界線もあったと……けど、最後まで生き残った世界線もあったとユーリは言います。ユーリは、この事は隠しておいた方がいいのかいつも悩んでいると。
 ジナは、私がグノーシア汚染されていた世界線はあったかと尋ね……ユーリは「あるよ」。ジナだけじゃなく、セツやラキオがグノーシア汚染されていた世界線もあったと……僕自身が汚染されていた世界線もあったと言います。
 ジナは、私がグノーシアだった時、私は嘘をついていたかと尋ねてます。ユーリは、一緒に宇宙空間に出て、お互いに信じられるか確認しようと言われ、騙された事もあったと。ただこれは、あくまで別の世界線のジナの話だと……それに、グノーシア汚染されえいると精神の方にも影響があると言います。
 ジナは「やっぱり、そうなるんだ」。グノーシアに汚染されると、嘘をつくことも人を騙すことも次第に平気になる……そんなの耐えられないと。だから今すぐコールドスリープしてほしいと言います。「君、もしかして」とユーリが尋ねると……ジナは赤く光る目でユーリを見て……グノーシア汚染者が見つかったとみんなに伝えてほしいと言います。
 そう言って去ろうとするのですが、ユーリは「待って!」と腕をつかんで止め……「待つんだ」。

 ……って事は、もう1人のグノーシアはいオトメか。だから話は後でも構わなかったと。ってか、ジナは優しすぎるな。優しさ故に自らグノーシアだと名乗り出るのは沙明(シャーミン)と同様か。

嘘は嫌い

 Bパート。ユーリとジナは展望ラウンジへ。そこに映し出されている風景は、まさに日本。2人は清水寺(京都)の舞台の縁に座ってます。まぁ、ホログラムだから落ちて死ぬ事はないけど。
 これがジナのいた故郷なのですが、実際に暮らしていた場所とは離れていると言います。冒頭のシーンはこの下層にあるのかもな。

 嘘は嫌いだと言うジナ。嘘はつきたくないと……でも、気が付くと平気で嘘をついていて、いざとなると人間と同じように振る舞い、みんなを無意識に騙そうとする……嫌だって思っているのに。
 その気持ちはユーリも分かるわけで(しかも14周目だもんな)、僕もグノーシアになった事があると……自然と嘘をついていたと言います。みんなに人間だと信じ込ませようとしていた……それが当たり前だと思ってしまうのだと。
 ジナは、そこまで分かってるなら私を凍らせてほしいと言います。みんなを騙しているのが嫌なのだと……誰かを電脳化のように消してしまうのが嫌なのだと。
 ユーリは「電脳化?」。ジナは、それと同じようなものだと聞いた事があると言います。

 ……電脳化は電脳化で、ループを待たなくても女体化できるぞ?(どこのサイバー系アニメの第1話だよ)

電脳化

 ジナ曰く、グノーシア汚染者に消された人は、死ぬのではなく、魂だけになる……との事。魂と化した者は姿が消され、「承諾(Consent Form)」と書かれた透明なパネルとなって床に落ちてます。
 聞いた事がないかと尋ねるジナ。ユーリは「一度だけ」。ジナは、以前に開発された技術だと……それを可能にするのは星舟の巫女だと言います。そう聞いてユーリは、星舟と言えば夕里子が乗っていた船だと。ジナは、空を漂う『星舟の巫女』は、望む信者を電脳化する……狂わせる……別のものに変えてしまうと言います。

 実はジナのお母さんは、この思想に囚われてしまった模様。身体が消え、この苦しみから解放されると……死の恐怖からも解放されるとジナにも説いてます。ジナはにわかに信じられず、「ずっとそばにいるって」と尋ね……お母さんは、もちろんいつでもあなたのそばにいると。死なないのだと……永遠にそばにいられると主張。
 お母さんはこうして消えてしまい、それきりどうしているのかも分からないそうです。

 教祖らしき女性は「お母様の魂は天にあります」との事。「望むのであれば、あなたも」と勧められているのですが……

 ……この時点では、『星舟の巫女』の目的がまだ分からないなー。そうやって電脳化する事と、グノーシアって、相性がいいのか?

一番の選択は?

 そんな過去の話をするジナは、あんな風に誰かを消したくないと……誰かにとって大切な人を奪いたくないと言います。「そんな事をするくらいなら……」。
 ユーリは、グノーシアの仲間は何って言ってるのかと尋ねます。ジナは黙ったまま。ユーリは謝り、仲間を売るような事を言いたくないよねと言います。
 ジナは、人間なのにどうしてグノーシアの味方をするのかと……ユーリはグノーシアを排除して人間を守る側だと。ユーリは、グノーシアの味方をしたいのではなく、ジナの味方をしたいのだと言います。ジナにとって一番の選択は何なのか、ちゃんと考えたいと。

 立ち上がったユーリは下を見下ろし、随分高いと言います。ジナは「飛び降りる?」。思い切って何かをする時、って言うと。
 「そうなんだ」とユーリが言うと、ジナは飛び降り……って言っても1.5mほどですがw ホログラムは解け、ジナはユーリに礼を言い……

 ……以前もジナは「グノーシアに喰われるぐらいなら」ってコールドスリープされるのを望んでいたもんな。望んで女体化したとしても、男に(性的な意味で)喰われることを考えると、「喰われるぐらいなら」って考えるかもしれないw いや、それも込みで女体化を望むんだろうけど(言っててなんだか錯乱化)。

3人目

 空間転移の時間となりました。グノーシアはジナとオトメで、オトメは、お話に随分と時間がかかったと指摘。誰を消すのがいいと思うかをオトメは尋ねてます。
 逆にオトメに尋ねるジナ。オトメは、私たちを一番怪しんでいるのはユーリだと言います。

 そして空間転移後……反応がないのはラキオ(そうなるんかぃ)。

 ジョナスは、グノーシアが残っている以上こうなるのは自明のことだと言います。なのでここはエンジニアが名乗るべきだと。するとシピがエンジニアを名乗ります。昨日はラキオと対立していたからグノーシアに見えるかもしれないと。するとオトメは、エンジニアは1人だけのはずだと(=オトメもエンジニアを名乗る)。
 コメットは、どちらかがグノーシアって事なのかと。そういう事になるとシピは言います。

 するとジナが挙手し、私が本物のエンジニアだと言います。3人目かと驚くシピ。「これは面白い」とジョナスは言い、ステラは、この3人の内2人がグノーシアという事になると。
 オトメは少しだけ後退し、「ジナさん……」と呟いてます。

 セツは、1人が本物だと。ユーリは、とりあえず3人の報告を聞こうと言います。シピはオトメを調べたそうで、結果はグノーシアだったと報告。オトメはシピを調べたそうで、結果はグノーシアとの事。ジナはシピを調べたそうで、グノーシアだったと言います。

 ジョナスは、2対1だと……多数決なら勝負ありだと言います。セツは、3人のうち2人がグノーシアであり、グノーシアが仲間をグノーシアだと通告する事はあり得ず、矛盾しないのはシピの発言のみ。

 ……ジナは上手い事自滅に導いたな。ラキオ「僕は何なんだよ」。

嘘でもうれしい

 コールドスリープ室にてユーリは、「どうして、こんな事……」。ジナがエンジニアを名乗れば、こうなる事は分かったはずだと。ジナは、人じゃないものになっていくのはやっぱり耐えられないと言います。
 ジナがカプセルに入ろうとすると……大きな振動とともに緊急事態発生。LeVi は、磁場異常によりシールドダウン、不測の事態に備えて宇宙服を着用するようにと警告してます。
 するとジナはエアロック室に急ぎ、宇宙服を着用。

 セツは LeVi に損傷の詳細を尋ね……ジョナスは、この船は共に何千光年の宇宙を旅してきた盟友であり、そう簡単には沈みはしないと言います。

 LeVi は、船外からの通信が入ったと言います。通信してきたのはすでに船外活動しているジナ。ジナによると、この辺りは磁場異常が発生しやすいそうで、それでシールドが消え、デブリで船が沈んでしまうと言います。応急処置はしたから、あとは群知体でと。
 LeVi は、「群知体はグノーシア反応がある以上、起動は……」と言い、ジナが続けて「ないよ」。船の中にグノーシアはいない……そして LeVi に後の事をお願いし、自ら宇宙船から離れていきます。ところが、ユーリも宇宙服を着て外に出ていて、ジナに「行くな」と……1人では行かせないと。ジナは、ずっと嘘が嫌いだったと……嘘をつくのは疲れると言います。嘘でもそう言ってくれてうれしかったとジナは言い……ユーリは「嘘じゃない」と。しかしジナは、ユーリはいなくなると……私と一緒にはいられないと(ユーリはループしていくもんな)。
 それでもジナは、どこかに行ってしまってもユーリが好きだと言い、ユーリの宇宙服を操作して船に向かって突き飛ばし……「また、逢えるといいね」。やがてジナの宇宙服の酸素残量が少なくなって……酸欠で死ぬくらいなら、コールドスリープの方が良くない? なんでそんな死に方を選ぶのか。

 ……これでジナはお母さんに逢えたりするんですかね?

◆今日の嘘つき数字は嘘をつかないが嘘つきは数字を使うwww

2026年09月14日(月)20:20

挿し木かな?

 AT-X、クレバテスU-魔獣の王と偽りの勇者伝承-、第6話。
 アンドリュー・ウィップはハサミをちらつかせながら、木や花は切った方が増えると言います。そう言ってネズミの首をハサミで挟み……
 首をハサミで挟まれたアリシア・グレンフォールは、クレン曰く魔血を流し切れば死ぬと言っていたと……しかしこんなところで死ぬわけには行かないわけで。

 が、何者かが近づいているようで、アンドリューは警戒。背の高い何かがいるようです。迷わずに真っ直ぐこちらに来ているらしく、目標はアンドリューなのか、このネズミなのか。
 アリシアもその接近する者が何なのかを注視。アリシアには魔物にしか見えないのですが……それは教師のマシュー・バーンズ。マシューはアンドリューに、2〜3 話を聞いてもいいかと言います。

 ……首を切断したら本当に増えるかもしれない(どこかの羊じゃあるまいし)。


体力を温存せよ

 教師ラング・フェイスが率いるC班に魔獣が襲い掛かり、生徒の一人が捕らえられてます。この魔獣はクレンが放ったものであり、クレンは生徒たちに対して、もっと本気を出すよう期待してます。貴様らの本気を叩き潰さねば、奴を引きずり出せないと。

 サラサ・ル・エイラ・ラフォカは魔物たちの遠吠えを耳にしつつ、始まってしまったとザフティエに呼びかけてます。ザフティエは、霧の維持のためにもどこか安全な安全な場所で休み、体力を回復するようにと呼びかけます。さらにザフティエは、美味しいものがあれば良いとも言いますw

 ……美味しいものについて、ザフティエとしては鹿せんべいがオススメかもしれない(声優ネタよせ)。


生徒を探しに来ただけです

 マシューは、それはネズミかと尋ねます。そうだと答えるアンドリューですが、マシューは、なぜ木に挟まっているのだと。アンドリューは、そんな話をしに来たのじゃないのでしょうと……今は学長(エルロー・ローメイン)の魔術で、神学校ソルセイン全体に強制力が働いていると言います。紋や結晶のない並みの人間であれば、立っているのもままならないはずだと。
 マシュー……いや、ロッド・ロイエスは、やはりあの学長の声は魔術だったかと。

 踏んでいると指摘するアンドリュー。マシューは「花なんてあるのかい?」と足元を見るのですが……見えていないだけで、苔の花があるそうです。そしてアンドリューは紋を出し、僕の紋は植物と対話ができると……その苔が先生の足取りと体重を教えてくれたと。迷いなく、力強い足取り……先生はおそらく軍人で、しかも並外れて強靭だとも言います。
 ロッドは内心で、これが紋を持つ生徒の力なのかと感心。そしてマシューとして、私はただ消えた生徒を探しているだけだと言います。また、君の言うように元軍人で、けど剣はないし戦う気もないと。君が消えた生徒について知らないと言うのであれば、このまま引き返すと言います。

 そう聞いてアリシアは焦り、私はここだとアピール。でもその声はネズミの鳴き声にしか聞こえません。どうにかして伝えようとするアシリアですが、異様な気配を感じ……アンドリューの左肩に赤いトカゲが出現したのを視認。

 その気配はロッドも感じ、足を止めてます。アンドリューはマシューを呼び止め、やっぱりダメだそうだと……このまま先生を帰すのはと。マシューは、誰がそんな事を言うのかと尋ね……アンドリューは、時々紋の声が聞こえるのだと。紋が言うには、ハイデンで邪魔をした2人を今ここで殺せと。そういやちょうどここに、そのアリシアとロッドがいるもんな。
 その発言にアリシアは、こいつがクレンが言っていたヴォーデインの分身かと驚愕。

 ……アンドリュー、ヴォーデインの傀儡のようなものじゃん。こいつも某将軍のようになってしまうのか?


本物の勇者

 ただならぬ気配にロッドは飛び跳ねて距離を置き……アンドリューは鋏を額に当てつつ、声が聞こえた時は大抵、ありえないくらいの力が出せると……そう言って鋏を巨大化させ、「剪定」と唱え、巨大化した鋏でロッドを攻撃。ロッドは反射的に身体を反らせて回避しますが、周囲の木々は鋏によって切り倒されてます。
 よく避けたとアンドリューは褒め、でも剪定は木を美しく育てるための技術だと。すると切られた木の幹から新芽が伸びて、ロッドを拘束にかかり……アンドリューは切り倒した木を養分にして成長を促進し、「ブエロゼキス」と唱えて、アリシアと同様に木で拘束。その木は森の中でも巨大に成長してます。そのままロッドを木の養分にしようとするアンドリュー。

 この展開にアリシアは戦慄。ロッドも至宝の使い手なのに、至宝がないと手も足も出ないのかと。すると赤トカゲが、所詮はニセモノだという事だと言います。その声にアリシアは、そう言えばドレルも「囁く声」と言っていたと。
 赤トカゲは、お前たちは『本物』を知らないと……『本物』の時代についてクレバテスもそうだと言います。私が終わらせた時代……魔獣と人がもっと近く、争っていたと。本物の勇者の時代……この時代は終わらせなくてはならない、伝承は正さなくてはならない、止まった時は動かさなくてはならないと主張。本物の勇者の目覚めのために、散らばったトアの記憶を貼り合わさなくてはならないと言ってます。
 アリシアは、『本物の勇者』って何なのかと。

 ……勇者に本物も偽者もあるんだろうかと思ったけど、そもそも今の勇者はハイデン王(故人)が勝手に作り出した側面もあるからなぁ。


こうまでしないと発動してくれない紋

 話しすぎたと言う赤トカゲは、アンドリューに、次はアリシアを殺せと指示。「了解」と応じるアンドリューは、魔獣の姿で良かったと……死体の処理で気を使う事もないし、学長のおかげで僕は『囁く声』と出会えたし、この声に従っていれば僕はもっと強くなれると。
 その発言にアリシアは、アンドリューには声しか聞こえていないのかと……赤トカゲの姿は見えていないのかと推測。
 アンドリューは、強くなって世界を花で満たしたいのだと言います。アリシアは木で締め付けられつつ、こいつは何を言っているのだと辟易。が、何かパキッと大きな音がして、アリシアは「あ、頭蓋が割れた」(呑気かw)。
 その音にアンドリューも、これは追撃するまでもないかなと。
 アリシアは、あの力が発動するにはまだダメージが足りないのかと。身体は締め付けられ続け、かなり潰れたのか木の隙間から血が流れ出て……

 もう死んだと見たアンドリューは、自身も黒い搭に向かおうとするのですが……木が光ってネズミが出てきます。アンドリューは、紋の力なのかと驚嘆。赤トカゲも、帯びていると……あれもまた『欠片』を持つ者なのかと。
 折れていた左腕がさらに砕けてしまったアリシアですが、その分は右腕に力を残す事ができ、紋が発動。その右腕の力で赤トカゲを殴り飛ばそうとしますが、赤トカゲは姿を消し……アンドリューは「どこ狙ってんの?」。アリシアは、身体を砕いて作った一撃なのに、これを外したら……と焦燥。
 アンドリューは「ゼロスリペイロ、大鋏」と唱え、大鋏はアリシアの後方から断ち切る寸前。とっくに瀕死のアリシアは、これ以上のダメージはマジで死ぬと。
 すると何かが伸びてアリシアの危機を救ってます。アリシアを救ったのは至宝。ロッドは、ドレルの至宝『黒竜』の欠片だと言います。さすがに自分の至宝である『雪華』は持って来られないが、手ぶらで敵地に来るほど無用心ではないと(声優ネタよせ)。アンドリューは、至宝はそんな欠片でも強いのかと感心してます。

 ……「ついしゃべりすぎてしまった」をまだ聞ける時代だったとはw


牛歩作戦

 A班は避難状況を確認しつつ移動中で、その避難状況を尋ねるナイエ・シフォンリッツエドワードは、2階には誰もいないと……避難指示が出ているし、学長の声は絶対だと言います。なので、1件1件見て回らなくてもいいのではないかと。
 ナイエは、万が一という事もあるから見て回ると……それがA班の務めだと言います。エドワードは、無意味だと思うと半ば呆れつつ、一応指示には従っていますが……ナイエは内心で、先に進みたくないのだと涙目w 先に待っているのはただの学生ではなく、人間ですらなく魔獣王だとw うっかり行けば殺されるし、殺されなかったとしても脳をグチャグチャにかき回される……なんかそんな気がすると戦慄w できるだけ自然にゆっくりゆっくり進むのだと……これはA班全員のためでもあるのだと。

 メアリー・メリーウェイザーはナイエに、林の向こうでC班が戦闘を始めていると言います。林の向こうからは魔獣の雄叫びが聞こえます。さらにメアリーは、B班も得体の知れない何かと戦っていると。B班ってたしか森を迂回する班だったよな。
 ナイエは「得体の知れないなにか!?」。メアリーは「そしてここにも」。その直後に後方から足音が聞こえ、振り向くと……魔獣が2体。メアリーはナイエに、あれと戦うかどうかを尋ねてます。メアリーは泣きながら悲鳴を上げ……

 ……さぁエドワード、1件1件見て回るのは無意味だと言っていたけど、なぜ1件1件見て回って時間を潰していたのか、理由は分かったかな? 違う意味で無意味だったけどな!w


アウェー

 Bパート。生徒を守るためにも奮闘するラング先生。魔獣に攻撃して生徒を助けるも、魔獣はすぐに再生。生徒の一人のアンナは、これでも死なないのかと驚嘆。
 後ろの林にも魔獣がいて、メグが引きずり込まれてます。メグは「メフェルド」と唱えて火炎攻撃。その効果にメグは、こいつらには火だと言います。

 黒い搭から森を眺めているクレンは、火の手が上がったのを見て、火が有効だと気付いたかと……これも奴の入れ知恵だろうかと言います。魔血以外の方法で童(わっぱ)らに力を与えていると……「匂いで分かるぞヴォーデイン」と呟いてます。
 そしてトアの書を眺め、閉じて居ても力が漏れ出ていると……これは『領域』と同種のものだと。魔獣王の力の源は各々の領域にあり、『領域』とは生まれ落ちた地であり、けして切り離す事ができない理だと。

 故に魔獣王が領域を出て力を行使するのは難しく、離れれば離れるほど弱くなると言います。だが、『トアの書』から漏れ出るこの力を自分の色に染め上げれば、これを利用できると。

 クレンは、領域の力は絶対だと言います。

 さて、その『領域』である月の山には、エスリンの王であるユリエル・エスリエルの命により、剣聖オーエン・コーズが数人の部下を率いて向かってます。魔獣が出現し、オーエンは剣を抜き……

 ……領域内なら強大な力を発揮できるってのは、まるでオリジナル・オージェ。あと、クレンの話からすると、トアの書は移動可能な『領域』のようなもので、その力は絶大。なるほど魔獣王級の力が得られるのであれば、学長が欲しがるわけだ。逆に言えば、それらを占有すれば世界を支配できると。


至宝集めとトアの書集め

 魔獣を倒したオーエン。ただし、部下はほとんど死んでます。

 大きな壁を目にするオーエンと、唯一生き残った部下のタリアテッレ。オーエンは、伝承では4体の魔獣王を倒さないと世界への外門は開かないと言います。この壁はつまり、そういう事なのだろうと。だが、我々に下された勅命は13本の至宝の回収だと言い、タリアテッレとともに谷を降りて行きます。

 さて、クレンですが、ヴォーデインもトアの書の力で生徒たちを動かしているのを感じ取ってます。それとは別に、この地全体を覆う力も感じていると。つまり、ハイデンのトアの書と同種のものがこの地に2つ以上存在しているという事だと察してます。

 ……タリアテッレで検索すると、なんか美味しそうな画像しか出ないんだがw


レインフォース

 A班の前にも魔獣が現れ、ナイエみんなに逃げるように言うのですが……複数のみんなは戦う気満々。大丈夫だとメアリーは言い、全員に『囁く声』が届いていると。

 メアリーは魔獣に枷をはめて拘束。しかも強制的に対象を穏やかにする力もあるそうで、魔獣はぐったりしてます。

 他の魔獣を任せるメアリー。エドワードとベッキーが共闘で魔獣を倒しますが。ベッキーからは鼻血が。ヴォーデインのアシストがあるからこそ魔獣を倒せているのですが、身体にはかなりの負荷がかかっている模様。まるでドレルと同じ。

 別の班のレイ・フォレスターも林にいる魔獣を倒していて、他の生徒たちも魔獣を倒してはいるのですが、身体はガタガタになっているようで。

 生徒たちの戦闘能力に驚愕するナイエは、これが紋の力なのかと。ただ、ベッキーが鼻血を出している上に左腕を負傷しており、ナイエが指摘すると……ベッキーは大丈夫だと。
 しかも、みんなして『書』を求めており、ナイエには何の事なのかさっぱり。

 メアリーはナイエに、『囁く声』が聞こえないのかと尋ねてます。ただ、聞こえない方が穏やかで済むとも言い、みんなで黒い搭に向かってます。
 そんな生徒たちの後姿を見ているナイエは、今のこの子たちからはあいつと同じ怪物の気配がすると。確かにこれは穏やかじゃないと青ざめてます。

 この戦果にクレンは、10体やられたと……ヴォーデインは雑に扱っていると評してます。人属など虫と同じ。そこは同意できると。ならば尚の事、あえてこの童たちを使う理由は何だと。壊れるほどの過剰な力を与えて何をしたいのか?
 「まあよい」と言うクレンは、この第2波を乗り切れなかった者はすべて間引かれると考えてます。

 ……これもう間接的なクレバテス vs ヴォーデインだろ。ある意味で一番まともなのがナイエか。


すべて話せ

 森の上空にガルトが飛んできます。突然の大樹の出現に、これも魔術かと。そして何かを感じ……

 ロッドはアンドリューに追われてます。森はアンドリューのテリトリーと言えるわけで、ロッドは苦戦中。アンドリューは多数の大鋏でロッドを包囲し、アンドリュー自身は『根の巨人』を出現させて高い位置へ。ロッドを殴り潰させようとしますが、ロッドも至宝で応援して『根の巨人』の腕を切断。
 しかし腕はすぐに再生。ロッドも至宝を振り回して構えますが……そこへガルトが降下して『根の巨人』を転倒させてます。ガルトはアンドリューに、鼻血が出ていると指摘。目からも血が流れていると言い……アンドリューはめまい? ガルトは、器に見合わぬ力を使おうとするからだと……あのお方の意向で殺しはしないが、そのまま力を使えば死ぬと警告します。なまじ才能があったのが仇になったと。

 僕の力はこんなものじゃないと、アンドリューは激昂。しかしロッドがアンドリューの首筋を叩いて昏倒させてます。薄れ行く意識の中でアンドリューは、僕はただ世界を花で……(意識途絶

 ガルトはロッドに、相手が子どもだからって手を抜きすぎだと言います。ロッドは、それもあるが、使い慣れた自分の至宝ではなかったと。
 この会話にアリシアは、2人は知り合いだったのかと。

 ガルトは、それはそうと行方不明になった生徒を見つけたのだなと言いつつ、ネズミに近づきます。「え?」となるロッド。ガルトは、気付いてなかったのかと……あの『魔獣』は形(なり)はあんなだが勇者アリシアだと……ここではアリッサ・スレイハントと名乗っていたようだと。
 アリシアなのかとロッドは驚愕。

 ガルトはアリシアを摘み上げ、今なら簡単に捻り潰せそうだと言います。貴様の言葉は俺には分かると……何もかも話せと。この地の企みとヴォーデインについて知っている事をすべてだと言います。

 ……これは大いに助かった! 言う事を聞かないとネズミとしてワシに食われるぞw あと、アンドリューが意識を失う前に見たあの少女は、彼女なのか、妹なのか。

◆今日のヤバいキャラ多すぎ:え? それが芸能界でしょ? ってか、MEMちょの罪状w

2026年09月13日(日)20:16

立体テトリスかな?

 フルスクラッチ、シューティングゲーム『ダライアス』自機、シルバーホークを100分の1スケールで作ります。シルバーホークのパイロットであるプロコとティアットは結婚するんだけどな

 前回作ったパーツですが、真鍮線の長さを調節し、写真のように組みます。このパーツがエンジンノズル、上部のカバー、編隊灯がついたパネルを接続するのです。

 
少々乱暴に扱ってもカッチリ組まれているのを維持

 前方から覗くとこんな感じ。この空隙にはまた別のものを仕込みます。それは次回。

 
前方から……次回はここに別のものを突っ込みます

 中心になるパーツに、本体と接続するための3mmプラ角棒を固定します。5mm角棒の両端に1mmの穴を貫通させ、1mm真鍮線を介して固定させます。

 
このパーツに色々と接続していく

 この3mm角棒を差し込むのは、本体側のこの2ヶ所の縦長の隙間。ここに差し込めば、左右方向に関しては固定できます。上下は今の時点ではグスグスですw まぁ、本体側の内壁に厚さ1mmのプラ板でも貼れば位置決めは簡単なのですが、それはまだ先。

 
ここに差し込む

 差し込んだらこんな感じ、

 
ますます形になってきた

 次回は内部メカに関して手を付けます。

◆今日の小型機:無線内容を聴いたら、管制官が怒ってた感じだったしな。

2026年09月12日(土)20:38

下腕への仕込み

 旧キット、1/100 量産型ザクを改造して、MS-06W 作業用ザクを作ります。隙間埋めならモデラーにおまかせ!w

 手首の保持のため、下腕にプラパイプを接着。内部に接着するプラパイプは前回作っているので、これを固定するだけ。しかし下腕パーツの内側は傾斜しているので、手首をまっすぐ差し込めるように固定せねばならず、ランナーパテがある程度硬化したところで、再度調整。

 手首側は手首側で、軸を接着すればいいんですが……念のためにこっちはまだ接着しないでおきます。下腕にくっつけたプラパイプはまっすぐにしても、手首をスイングさせた状態で固定したくなるかもしれないので。

 
片側だけにしっかり接着する

 他のパーツも手入れ。ひざのパーツは左右で寸法などがバラバラなので、それを揃えようとしたらなかなか上手く削れず……他のパーツも合わせてサフ吹きして、形状のチェック。

 
サフ吹きでチェック

 今回のザクはほとんと進んでません。シルバーホークの方に力が入ってしまったのでw

◆今日のザク:次はジョニー・ライデン専用 MS-06W を作るか(ねーよ

2026年09月11日(金)20:24

色々と意味深な遺言と形見分け

 AT-X、『薬屋のひとりごと』、第16話。

 「ちと面倒な事なんだが」と、猫猫(マオマオ)に頼み事をしてくる壬氏(ジンシ)。知り合いのそのまた知り合いの揉め事についてなのですが……
 宮廷御用達の彫金細工師が弟子である息子たちに技術を継承しないまま死んだらしいと。その中には、余所では一切伝えられていないものもあるそうです。
 猫猫は、つまり彫金細工師の秘伝が分かればいいのかと確認。壬氏は、そう簡単に言ってのけるなと……それに、何だか妙に乗り気じゃないかと言います。猫猫は「そうでしょうか……」w
 彫金師には3人の息子がいて、みな弟子をしており、父親が死んだ後は、その内の誰かが御用達になると言われていると。父親が残した遺言には形見分けの品が書かれていて、長男には離れの作業小屋、次男には細工の施された家具、三男には金魚鉢。そして一言……「みな昔のように茶会でもするといい」と言い残されているそうです。
 随分と意味深な遺言だと言う猫猫。そのままの意味なのか、それとも別の意味があるのか。壬氏は、遺言を聞いた弟子たちにも意味が分からなかったらしいと。

 形見分けにも格差があると言う猫猫。小屋、家具、金魚鉢となると、どう見ても下の子ほど損をしている気がするのですが……具体的にどんな品なのかによっても違ってきます。
 壬氏もそこまで詳しくは聞いていません。ただ、詳細が気になるようであればこちらに行ってみればいいと、羅漢(ラカン)からは住所が書かれた紙を封書で渡されており……それを猫猫に渡してます。
 猫猫は内心で、準備がいいと……最初からこうなると読んでいたみたいで面白いと。そこで猫猫は、明日時間をいただけるならと言い……壬氏はため息。その背後では、お茶を出してくれていた水蓮(スイレン)がにこやかに手を振ってますwww 猫猫は内心で、戻ったら仕事を増やされるんだろうなとw

 ……彼氏の資産は自動二輪なのに彼女は広大な土地を保有という事例もあるしな。格差が大きいぜ(それ意味が違う)。


割と裕福そうな家

 猫猫がその住所のところに向かおうとして門へ向かうのですが、そこにはまた馬閃(バセン)がいます。

 って事で、その住所には馬車で向かう猫猫と馬閃。馬閃は猫猫に、前回と同様、俺のお付きという事になっていると……勝手に動かないように言ってきます。
 猫猫は内心で、その口数の少なさに、どうも嫌われているようだと……害がなければそれでいいと割り切ってます。

 現地に到着。すでに馬閃が来訪する話は伝わっており、家に案内されるのですが……廊下には壷などが飾られていて、壁に設えられた窪みには何かの鉱石が置かれてます。これはお父さんのもので、妙な物を集める趣味があったとの事。

 作業小屋へ案内される馬閃と猫猫。実際に作業は母屋でやっているそうで、今は職人たちの茶飲みの場になっているそうです。

 ……何かの鉱石だろうけど、こういうのは専門家に見せないとな。


変な小屋

 作業小屋では2人の男性が待ってます。案内してくれた人物が2人を「兄さんたち」と呼んでいる事から、案内してくれたのは末っ子というのが分かります。
 変わった家具の配置だと言う馬閃。猫猫はまた勝手に部屋の中へ進んで行き……
 テーブルはコの字に配置されていて、その中に箪笥が置かれています。たしかに邪魔な配置で、それでも部屋の見た目が悪くないのは、テーブルの配置の妙な統一感と箪笥のシャレた雰囲気のせいかと。箪笥の角には彫金細工がはめられていて、一番上の3列とその下の中央の引き出しには、鍵がかけられるようになってます。鍵穴にだけ違う金属が使われていて、アクセントのようになってます。
 箪笥は床にかっつり固定されていて、床に打ち込まれた金具の上に箪笥が乗ってます。

 ツーが来て、それは俺のものだと……見るのはいいが勝手に触らないようにと言ってきます。つまりこの黄色い服を着た人物が次男。消去法で、長身の人物が長男(チャン)という事が分かります。
 窓の位置も変わっていて、西洋風で妙に縦長。しかも1つだけです。せっかく陽がたくさん入る造りなのに、外にある大きな栗の木のせいで台無し。部屋に入る陽は木漏れ日という言う事になり、まともに光が入るのはこの1ヶ所のみ。
 窓のそばには台があり、上面は日に焼けているのですが、中央には四角く濃い部分があり……長い間何かが置かれていたようです。

 ……こういう変わった部屋の作りについては、専門家に聞いてみないとな。


茶会にはきっと意味がある

 チャンは馬閃に、親父が何を残したのか本当に分かるのだろうかと訊ねてます。馬閃は「それは……」と言って猫猫にアイコンタクト。猫猫は2度頷き、そっちへ行くよう頭を動かしてジェスチャーw 馬閃はいすに座り、話をもっと詳しく聞かせてもらわないと何とも言えないと。ため息をつくチャンは、既に聞いている通りだと……親父は秘伝の技術を教えずに逝っちまったと言います。俺に残したのはこの小屋だと。ツーは、俺にはこの箪笥だと言い、末っ子は「僕にはこれです」と金魚鉢を見せます。
 どんな金魚鉢かと思ったら、立体模様が施されたガラス製。猫猫は木製か陶器製だと思っていたようで……これだと3つの形見分けはそれぞれ価値があるようです。

 ツーはため息をつき……親父は何を考えているのかと呆れてます。と言うのも、箪笥の鍵は1つしかなく、しかもどの鍵穴にも入らないそうです。
 チャンも、小屋をもらっても箪笥が邪魔で、しかも動かせないと。また、金魚鉢ならすぐに金に再び換えられるからしばらく食うに困らないと言います。ツーは、今さら茶会をして何になるのだと。

 この会話に猫猫は、チャンとツーは末っ子に対して随分と冷めた態度だと。

 ……それ、兄弟仲良くしろって事では?


親子だった!

 そこへ母親が来て、チャンとツーを叱り、馬閃に詫びてます。チャンとツーはひねくれてしまい、末っ子は自分の意見も言えないと……こんな調子なので、主人も最後の最後まで心配していたと言います。
 猫猫は内心で、親というものは子がいくつになっても気苦労が絶えないのだなと。

 母親はゆっくりするように言って部屋を出て……チャンたちはいすに座ります。わざわざ移動して座るあたり、座る位置が決まっているのだろうと見る猫猫。窓の前を避けているのはただの習慣なのかと猫猫は気になってます。
 この時間だと窓から陽が差していて、もう少ししたら箪笥にも光ががっつりと当たりそうではあるのですが……箪笥には日に焼けた痕跡がありません。

 ふと猫猫は、窓際の棚を観察。今は箪笥の一部に陽が当たってます。鍵穴を覗いて見ると何か詰まっているようで。
 馬閃も来て、何か分かったのかと訊ねてきます。その顔を見た猫猫は、ある事に気付き……誰かに似ていると思ったら高順(ガオシュン)に似ていると(そんな間抜けた顔にならなくてもw)。

 鍵穴ですが、ツーによれば、昔は開いたのだそうです、しかし親父が細工をしているうちに開かなくなってしまったらしいと……鍵を壊したら中のものも壊れると聞かされていて、強引に開けるわけにも行かないと言います。

 ここで猫猫は何かに気がついたようで……

 ……あれ? 謎解きの最中なのに扉が閉まるアイキャッチが流れない?(やかましいw


箪笥が床に固定されていた理由

 Bパート。猫猫は末っ子に、金魚鉢は元々あの棚に飾っていたのではないかと確認。末っ子は、昔は金魚を入れて棚に置いていたと答えてます。末っ子は金魚鉢を窓際の棚に置き、寒くなると死んでしまうので、冬場は茶会をする暖かい昼間だけだと……ちょうど今みたいな時間だと言います。ここ数年は金魚を飼う事もなく、ただの置き物になっていると。

 猫猫は水をもらいに作業小屋を出て行きます。馬閃は「また勝手に動きやがって」と辟易。

 水をもらって来た猫猫は、金魚鉢に水を入れます。模様を手前に向けるように置いていたそうなので、その通りにやってみて……模様から出る光に猫猫は「やっぱり」。
 その光は光束となって室内に伸びてます。次男がその光に触れようとすると、猫猫は「触るな」と軽く制し……目に入ると失明すると言います。また、邪魔なので離れるようにと……邪魔すると鍵が開かないと言います。
 光束は鍵穴に集中していて……鍵穴から煙が出た!?

 栗の木に太陽が差し掛かったので、光は届かなくなります。

 ……模様にまで光学的な意味があったとはな! 親父はどんだけ凝った仕掛けを施したんだかw


太陽炉?

 猫猫は鍵穴を触ってみて、熱いと……それに妙な匂いがすると言います。そして、鍵でこの引き出しを開けるようにと。「開かないって言ってるだろう」とツーは言うのですが、猫猫は「どうぞ」。ツーは渋々鍵を差し込み……開いた!
 猫猫は、もしかしてお父上は、貧血や腹痛を繰り返していなかったかと訊ねます。肯定する末っ子。さらに猫猫は、他に吐き気や気鬱などもなかったかと訊ねると……その症状もあったと末っ子は答えます。
   猫猫は彫金細工に詳しくないと断った上で、ここでははんだも使っていないかと。末っ子は、はんだも使っていると言い……馬閃は、どういう事だと。猫猫は、私はただ「みなで昔と同じように茶会をしろ」という遺言に従っただけだと。

 引き出しの中には鍵の鋳型があり、鍵が入ってます。まだ温かくて柔らかく、鍵穴に詰められていた金属がこの鋳型に流れ込んで固まったものだろうと。その鍵で3つの引き出しを開けると……中には廊下にあったものと同じ鉱石2つのインゴットがそれぞれ入ってます。

 ……同じ仕掛けをポリスチレン樹脂(プラモデルの材料)でできないだろうかw 型に流れて出来上がるのはヒートホークでw


仲良くしましょう

 ツーは、結局親父のいたずらに振り回されて終わりかと憤慨。チャンも「やってらんねぇ」と辟易。しかし末っ子はこの鉱石を見て、スズだと言います。

 猫猫は内心で、「技は見て盗め」とか職人気質の客人が昔言っていたと……それを真に受けて親父(羅門:ルォメン)が採ってきた薬草を見よう見真似で煎じて中毒を起こし、羅門から「まずは聞きなさい」と諭された事を思い出してますw

 そんな個人的エピソードを踏まえた上で……おそらく死んだ父親の意図を理解できたのは末っ子だけだろうと感じる猫猫。

 はんだは数種類の金属を混ぜ合わせる事で、本来個々で融ける温度より低い温度で熔解。3つの塊のうち2つは鉛とスズで、もう1つの塊を合わせる事で新しい金属ができるとすればどうだろうかと想像してます。しかも金魚鉢で集約した光と熱とはいえ、鍵穴に当たった時間はそう長くなく……それだけ低い温度で融ける金属なのだろうと。
 それぞれ大きさが違う引き出しなので、配合率と関係があるのかもしれないと猫猫は考えるのですが……これ以上口を出す必要もないだろうと考えてます。

 「何が遺言だ」と言うチャンは部屋を出ようとして、ツーも「親父に期待して損したぜ」と、一緒に部屋を出て行こうとします。しかし末っ子は2人を呼び止め、いたずらなんかじゃないと……3人仲良くしてほしくて遺言を残したのだと言います。しかしチャンは「笑わせるな」と言い、お前は俺たちと違うと。ツーも、才能のあるお前は親父に可愛がられていたと言います。しかし末っ子は、親父は2人の事を信頼していたと……チャン兄さんはいつも冷静で細かな作業を正確にこなし、ミスが無いから何だって任せられると言っていたと。ツー兄さんも、人の心を掴むのがうまいと……誰とでも打ち解けられるのは才能だと言っていたと言います。

 ……低い温度で融ける金属と言えば、アルミとかガリウム。アルミはご家庭のガスコンロでも充分に融けるし、ガリウムなんて体温で融けるからな!


お店の紹介

 猫猫は内心で、父親の事なんて私には関係の無い事だと考えてます。だけどこれだけは伝えておくと考え……末っ子に、花街には緑青館という店(たな)があり、羅門という薬師(くすし)がいると。医術の腕も確かなので、何か体調が悪いようであれば訪ねるように言います。

 ……猫猫のいう「体調が悪いようであれば」は、鉛中毒の事か。



適材適所

 壬氏が仕事をしていると羅漢が「先日はどうも」と挨拶。なかなか面白い事になったと……やはりあの3兄弟、一番できるのは末の息子だったようだと言います。
 壬氏は内心で、軍師殿には分かっていたのだろうと考えてます。
 羅漢は、あのあと末っ子がメキメキと力を見せ出したと……後継者になって宮廷に出す細工を扱うと言われていると。なお長男と次男は今回の件で、職人から足を洗う事にしたのだそうです。

 その展開に壬氏は「それは……」と、納得が行かなさそう。しかし羅漢は、悪い事ではないと言います。死んだ父親の思いを汲み取ったというか……長男は売り上げの管理を、次男は販路の開拓、それぞれ別の方面から稼業を支える事にしたのだそうです。要するに適材適所に落ち着いたと。

 壬氏は内心で、屋敷で何があったのか分からないが、きっと猫猫は知っていながら黙っているのだろうと。

 羅漢は、最後に先代が作った細工は素晴らしかったと言います。単なる金具ではあるものの、祭具にあの細工を使うと映えるだろうと、含みを持たせて言います。
 壬氏は「そうですね」と答えつつ……内心では、嫌らしい男だと。本来、私の立場に祭具など関係ないと分かっているだろうにと。

 壬氏は、なぜ軍師が職人について語るのかと尋ね……羅漢は、埋もれた才能をそのままにしておくのはもったいないと思ったと言います。兄、弟など関係なく、才能があるなら目を掛けてやるべきだと。

 壬氏は内心で、一理あると……羅漢はうさんくさい男だが、人の才能を見抜く目は確かだと。その采配によって現在の地位に上り詰めたと言ってもいいと評価してます。

 壬氏は羅漢に、前の話の続きを聞きたいと……以前に聞いた妓女の話だと。羅漢は、妓女の希少価値を下げる方法かと言い、そういう事はその世界を知っている者に聞いたほうが早いと言います。

 羅漢は、長居をしていると部下に怒られると言い、持って来た酒瓶を机に置き、これは部屋つきの女官たちにでも上げてほしいと……甘すぎない飲みやすい口だと言います。
 「では、また明日」と言って去って行き……壬氏はため息をついて机に突っ伏すw

 高順は、「お疲れのところ恐縮ですが」と前置きし……

 ……明日も来るのかよw 何が目的なんだ。いや、本当の目的は何だ。


メイクアップ

 夜になり、壬氏は執務室に猫猫を呼び出してます。壬氏は、化粧に詳しいかと尋ね、化粧をして欲しいと。猫猫は数秒間の沈黙後に「はい?」w

 ……次回予告ですが、壬氏がお忍びで街を歩くようです。ってか、串肉を食いたくなっちまったじゃねーかw

◆今日の猫猫:鏡のない世界って楽しそう(こらw

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